働かない時代⑤

③で
働かざる者食うべからず
って書きましたけど
今の労働者には通用しないことに気づきました。

働いて生活の糧を得る
のではなくて
働いて得たお金で楽しく暮らす
という認識なんですね。
だから
働くこと自体に価値を見いだせないんです。

何故って

豊かすぎるから。
働く人と働かない人の差が出てきてるんです。
だから格差が出来てくるんです。
働かないのに「格差」を叫ぶのは
筋違いでしょう。
働いた分だけ収入があるのは
子どもでも分かる理屈、
むしろ小さい頃は分かっていたのに
働くことに価値を見いだすような教育を受けていないから
「口先だけのゆとり」
とか
「悪意なく悪いことをする世代」
って言われちゃうんですね。
頑張ってる少数派が可哀想に思えてくる風潮です。

しかも

いわゆる「ゆとり教育」を受けてきた人に
そういった楽してお金を手に入れたいという考えが多いんですけれども
そこに影響されて
団塊ジュニア以上の世代の人たちも
似たような感覚に染まりつつあります。

でも

豊かな時代なんだから仕方がないのかな。


マニュアルがないと動けません
手取り足取り
一から十まできっちり教えてもらわなければ動けません
でも全部はできませんよ?
できないのが当たり前でしょう
           (20代男性)


やれって言われたことはやりますけど
それ以外のことは自分のすることじゃないので
関係ないです
           (40代女性)


同じ世代の他の業種でこんだけ給料もらってるのに
ここの会社ホントに給料低いんですね
なのに「自分のすること」が多いのは割に合いません
ブラックですよ
           (20代女性)